ブリモロール点眼液

製品概要

ブリモロール点眼液は、有効成分として酒石酸ブリモニジンを含む医薬品です。緑内障や高眼圧症（眼内圧が上昇する状態）の治療に用いられる処方箋が必要な点眼薬です。

効能・効果

ブリモロール点眼液は、主に開放隅角緑内障や高眼圧症患者の眼圧（IOP）を下げるために使用されます。眼内圧を低下させることで、これらの疾患に伴う視神経障害や視力喪失を防ぎます。

使用方法

ブリモロール点眼液を使用する際は、まず手をよく洗ってください。頭を後ろに傾け、下まぶたを軽く引いて小さなポケットを作ります。点眼ボトルを目の真上に持ち、処方された滴数を点眼します。点眼後は1～2分間静かに目を閉じ、薬剤が均等に広がるようにします。汚染を防ぐため、点眼ボトルの先端が他の表面に触れないように注意してください。

作用機序

ブリモロール点眼液の有効成分である酒石酸ブリモニジンは、眼房水（眼内の液体）の産生を抑制することで眼内圧を低下させます。さらに、眼からの液体排出を促進し、眼圧をさらに下げて視神経へのダメージを防ぎます。

用量と投与法

投与量は症状の重篤度や患者様の反応によって異なります。通常、患眼に1日2回1滴ずつ、または医師の指示に従って点眼します。副作用を避けるため、処方された用量を超えて使用しないでください。

効果・メリット

• 緑内障や高眼圧症患者の眼圧を低下
• 視神経障害や視力喪失の予防に効果
• 使いやすい点眼剤タイプの製剤

主な副作用

ブリモロール点眼液の一般的な副作用には、眼の灼熱感・刺痛感、充血、かゆみ、眼の乾燥、視界のかすみ、頭痛などがあります。これらの副作用は通常軽度で一時的なものです。持続または悪化する場合は速やかに医師に相談してください。

警告・注意事項

• 酒石酸ブリモニジンまたは本剤の成分にアレルギーがある場合は使用しないでください
• 特に心血管疾患がある場合、使用前に医師に相談してください
• 一時的な視界のかすみを引き起こす可能性があるため、自動車の運転や機械操作時は注意が必要

保管方法

ブリモロール点眼液は室温で湿気や熱を避けて保管してください。使用後はボトルをしっかり閉め、子供の手の届かない場所に保管してください。

免責事項

当社は専門家監修による正確で信頼性のある情報提供を目的としています。ただし、ここに含まれる情報は資格を持った医師の助言の代わりとして使用されるべきではありません。ここで提供する情報はあくまで参考情報です。全ての副作用、薬物相互作用、警告や注意事項を網羅しているわけではありません。疾患や薬剤に関する疑問点は必ず医師に相談してください。当社は医師と患者様の関係をサポートするもので、その代替を意図するものではありません。