製品概要
ラミトールODは、有効成分ラモトリギンを含む医薬品です。抗てんかん薬または抗けいれん薬として分類され、てんかん、双極性障害、特定の種類の発作の治療に一般的に処方されます。徐放性錠剤として提供され、薬剤を長時間かけてゆっくりと体内に放出する設計となっており、1日1回の服用が可能です。
効能・効果
ラミトールODは主に、てんかん患者における部分発作、強直間代発作、レノックス・ガストー症候群に伴う発作の抑制に用いられます。また、双極性障害患者の気分安定化や躁病・うつ病エピソードの再発防止にも処方されます。医療提供者の判断により、他の状態に対しても適応外使用される場合があります。
用法・用量
ラミトールODは経口摂取し、食事の有無に関係なく1日1回、または医師の指示通りに服用してください。徐放性錠剤は砕いたり噛んだりせず、そのまま飲み込んでください。効果を最大限得るためには、定期的に服用することが重要です。服用を忘れた場合は気づいた時点で服用しますが、次の服用時間が近い場合は忘れた分を飛ばし、通常のスケジュールに戻してください。
作用機序
ラミトールODは脳内の電気的活動を安定させることで、発作を引き起こす異常または過剰な活動を防ぎます。これは電位依存性ナトリウムチャネルの遮断と、神経細胞間の信号伝達に関与する神経伝達物質グルタミン酸の放出抑制によって達成されます。神経細胞の興奮性を調節することで、ラミトールODは発作の頻度と重症度を軽減し、双極性障害患者の気分を安定させます。
投与量と使用方法
ラミトールODの投与量は、患者の年齢、体重、病状、治療反応によって異なります。副作用のリスクを最小限にするため、初期投与量は通常低く設定され、徐々に増量されます。医師が最適な投与量を決定します。処方された用量を超えず、医師の指示に従うことが重要です。
効果・メリット
- てんかんに伴う発作を効果的に抑制
- 双極性障害患者の気分を安定させ、気分の変動を防止
- 徐放性製剤により1日1回の服用が可能
- 発作の頻度と重症度を軽減することで生活の質を向上
- 慢性疾患の長期管理に適している
主な副作用
ラミトールODの一般的な副作用には、めまい、眠気、頭痛、視界のかすみ、吐き気、嘔吐、発疹などがあります。これらの副作用は通常軽度で一時的ですが、持続または悪化する場合は速やかに医師に報告してください。まれに、自殺念慮、重篤な皮膚反応、血液障害などの深刻な副作用を引き起こす可能性があります。重度または持続的な副作用が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
警告・注意事項
ラミトールODを服用する前に、アレルギー、腎臓や肝臓の問題、精神疾患の既往歴がある場合は医師に報告してください。ラミトールODは特定の薬剤と相互作用する可能性があるため、現在服用中のすべての医薬品(市販薬やサプリメントを含む)について医師に伝えてください。ラミトールODを突然中止すると、発作や気分の変動のリスクが高まる可能性があるため、避けてください。
保管方法
ラミトールODは室温で光や湿気を避けて保管してください。子供やペットの手の届かない場所に保管し、浴室やキッチンの流し台の近くなど湿気の多い場所には置かないでください。未使用または期限切れの医薬品は、地域の規制に従って適切に廃棄してください。
免責事項
当社の唯一の意図は、消費者が専門家によって検証された正確で信頼性のある情報を入手できるようにすることです。ただし、ここに含まれる情報は、資格のある医師の助言の代わりとして使用されるべきではありません。ここで提供される情報はあくまで参考情報です。すべての可能な副作用、薬物相互作用、警告や注意事項を網羅しているわけではありません。医師に相談し、病気や薬に関連するすべての質問について話し合ってください。私たちは医師と患者の関係をサポートすることを意図しており、それを置き換えるものではありません。
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