プラゾプレス

プラゾプレス錠は高血圧の治療や心臓発作・脳卒中のリスク低減に使用されます。また心不全や前立腺肥大症の治療にも用いられることがあります。

プラゾプレス錠は単独または他の薬剤と併用して処方されます。食事と関係なく服用可能で、用量は患者の状態や薬への反応によって調整されます。最大の効果を得るためには定期的な服用が必要です。高血圧は通常症状がないため、体調が良くても服用を続けてください。服用を中止すると血圧が上昇し、心臓発作や脳卒中のリスクが高まります。生涯にわたって服用が必要な場合もあります。

主な副作用にはめまい、頭痛、吐き気、動悸などがありますが、多くの場合薬に慣れると消失します。特に服用初期には血圧が過度に下がる可能性があります。医師に相談すればこれらの副作用を予防・軽減する方法が見つかるかもしれません。

妊娠中・妊娠予定・授乳中の方は服用前に医師に相談してください。また心不全、肝臓病、腎臓病の既往歴がある場合や白内障の眼科手術を受ける予定がある場合も医師に報告が必要です。服用中は定期的な血圧チェックが求められます。