ラミプレス

ラミプレスト錠は高血圧や心不全の治療に広く用いられ、心筋梗塞後の処方も可能です。心筋梗塞や脳卒中のリスクを低減する効果もあります。

ラミプレスト錠は単独または他の薬剤と併用で処方されます。食前・食後を問わず服用可能ですが、最大の効果を得るためには毎日同じ時間帯に服用することが推奨されます。体調が良くても、血圧が安定していても継続的な服用が重要です。高血圧患者の多くは自覚症状がありませんが、服薬を中止すると症状が悪化する可能性があります。長期服用にも安全性が確認されている医薬品です。

生活習慣の改善も血圧管理に有効です。医師の指導のもと、適度な運動、減量、禁煙、節酒、減塩などを心がけましょう。主な副作用にはめまい、眠気、頭痛、空咳、倦怠感、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、低血圧などがあります。これらは一時的な症状で、時間の経過とともに軽減する場合がほとんどです。気になる症状が持続する場合は医師に相談してください。

服用前には腎臓・肝臓機能に問題がないか医師に申告してください。妊婦・授乳中の方も事前に医師の判断を仰ぎましょう。治療中は定期的に腎機能、血圧、血中カリウム値の検査が必要となる場合があります。